WordPress の投稿画面ツールバーにある「見出し挿入」のための「段落」というセレクタはデフォルト状態だと「段落・見出し2~見出し6」まであります。
見出し5 や 見出し6 って実際にほとんど使わないですよね。特に納品したウェブサイトなんかだと見出し3 すら使わないなんてっことも無きにしもあらず。
不必要な見出しを除外しておくことは、良いクライアントワークにも繋がります。
今回は、ビジュアルエディタのツールバー「段落(見出し挿入)」から不必要な見出しを削除する方法をメモします。
見出しをカスタマイズして不必要なものは非表示にする
以下を function.php に貼り付けると見出しの調整が可能になります。
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//ビジュアルエディタの不必要な見出しを制御 function custom_tmce_settings( $initArray ){ $initArray['block_formats'] = "見出し2=h2; 見出し3=h3; 段落=p; グループ=div;"; //ここに必要な要素だけ書く return $initArray; } add_filter( 'tiny_mce_before_init', 'custom_tmce_settings' ); |
これで「見出しは 2 と 3 だけ表示してくださいね」という命令を出しています。
見出し3=h3; の横に 見出し4=h4; を追加すれば、ツールバーには見出し 4 が表示されます。必要な要素を任意で記述調整してください。
設定する前
設定する前はデフォルトですから当然「見出し2~6」まであります。
設定した後
こんな風に指定した見出しだけが表示され、不必要な見出しが削除されています。
クライアントワークに役にたつので必要ならば使ってみてください。